スパイラル打法!

なるように動かす

今日は、地元体育協会主催のイベントがあり、元明治大学卓球部監督の平岡義博さんの講演を聞く機会にめぐまれました。
実技指導の時間もあり、小中学生に分かりやすく、無理無駄のない体の使い方について教えていただきました。
その内容が、平岡さんの命名した「スパイラル打法」

卓球スパイラル打法

卓球スパイラル打法

スイングをする際に、できるだけ体の回転運動を使いましょう!ということを「スパイラル」という言葉を使って分かりやすく表しています。
回転というより「捻り」と言った方が近いかな。
ゴルフでも、そういった表現があるようです。

僕自身は、選手として大成したわけでも無く、指導者としてすごい選手を育てたことも無いのですが…
この発想自体は、数年前から実践していたことでした。
自分が打球する際に、いかに無理なく打つか?人間の体の構造から、動かせる方向、動かない方向、効率よく力を加えられる動かし方など。

古武術からの発想 (PHP文庫)

古武術からの発想 (PHP文庫)

その発想の原点は、甲野善紀の古武術と出会ったことにあります。
卓球という競技にとらわれず、広い意味で自然の動きをして行くことが大切なのでは無いか?と思って自分なりに研究してきました。
その内容が、今日の講演会の中で語られていたので、ビックリしました。
自分のような発想で子供に指導している人を、周りでほとんど見かけたことが無かったので、現在トップ選手を育てている先生と近い考えを自分が持っていたことに対し驚きと自信の二つの気持ちに包まれました。


一番印象に残ったのは「もっとも力の入れやすいポイントを打球点にしなさい」というアドバイスです。
これは、僕が子供達に常々行っていることと全く同じでした。
おおくの指導者が、打球点を台とボールと選手の3つの位置関係で説明することが多いのです。平岡さんのそれは、選手本意で打球点を説明するもので、非常に共感しましした。

今回の講演内容は、とりあえずEvernoteにまとめてあるので、それを実際の指導に使える形にまとめ直していきたいと思います。
もう、来月は中体連新人戦です。